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fig.01 ケンミジンコ
Cyclopoida
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fig.02 ケンミジンコ
Cyclopoida
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fig.03 ケンミジンコ(群集)
Cyclopoida
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fig.04 ケンミジンコ(オス)
Cyclopoida
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fig.05 ケンミジンコ(ノープリウス)
Nauplius
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fig.06 ゾウミジンコ
Bosmina longirostris
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【よしさんコメント】
この調査における亀山湖(角柳)の圧倒的な優占種は、ケンミジンコでした。ゾウミジンコはほんのわずかで、
他の種は採取できませんでした。
珍しいことにケンミジンコのオス(オスは極少とされる)を発見できたことが収穫でしょうか。
ケンミジンコもゾウミジンコも総じて大型動物プランクトンに相当します。
☆
網走湖産ワカサギ受精卵(3000万粒)の20〜30%がふ化したとされる04月23日から、6日目の
04月29日はふ化仔魚の卵黄が消費され、湖水中の初期餌料を摂り始める時期です。
この調査で小型動物プランクトンを採取できなかったことから、初期餌料の不足(=仔魚斃死)が懸念され、
仔魚の生残と成長も未確認です。
仔魚・稚魚が食べたものを確認することが、ワカサギ放流事業における05月〜07月の最重要テーマ
(マイルストーン)と考え、よしさんも自主的なボランティア調査を続行する予定です。
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