亀山湖・牛久沼は首都圏近郊のワカサギ釣り場をめざします

ワカサギふ化放流ノート
中沼の動物プランクトン
Microphotographs of the freshwater plankton of naka-swamp.
中沼
中沼(茨城県龍ヶ崎市)
fig.01 フクロワムシ
fig.01 フクロワムシ
Asplanchna priodonta
fig.02 フクロワムシ
fig.02 フクロワムシ
Asplanchna priodonta
fig.03 フクロワムシ
(群集)
fig.03 フクロワムシ(群集)
Asplanchna priodonta
fig.04 ツボワムシ
fig.04 ツボワムシ
Br.calyciflorus var.anuraeiformis
fig.05 ケンミジンコ
fig.05 ケンミジンコ
Cyclopoida
fig.06 ケンミジンコ
(ノープリウス)
fig.06 ケンミジンコ(ノープリウス)
Nauplius
【よしさんコメント】

この調査での中沼の圧倒的な優占種は、フクロワムシでした。ツボワムシとケンミジンコは少数派です。 動物プランクトンを捕食する大型のフクロワムシは、稚魚の餌料に有用と思われますが、ふ化仔魚の 口に入る大きさではなく初期餌料には不適当と推定されます。

中沼では昭和50年代までサデアミでワカサギが良く漁獲されていました(1984、川魚図志)。
ふ化仔魚の初期餌料に適するツボワムシと、稚魚〜成魚段階で有効な大型動物プランクトン、両種の存在が ワカサギの命を支えた可能性が高いものと思われます。
2006年05月09日08:00採取 天候◎ 平水位 水色ややクリアー
「ザ・レイクチャンプ」シークレット・ポイント0026 道仙田・中沼

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