亀山湖・牛久沼は首都圏近郊のワカサギ釣り場をめざします

ワカサギふ化放流ノート
fig.01 亀山湖のワカサギ(全長75mm)
F.コテージつばきもと桟橋で測定・撮影
fig.01 亀山湖のワカサギ(全長75mm)
亀山湖における、ワカサギの成長(2006年魚)
Growth of Japanese smelt in kameyama-lake(2006).
拾得日2006年08月26日(土)天候◎○
拾得場所亀山湖(千葉県君津市)白鳥島付近
結果と考察 【結果】
総数:1尾(未解剖のため雌雄不明)
全長:75mm
【考察】
このワカサギは、2006年08月26日に亀山湖・白鳥島付近で、よしさんが偶然拾得したものである。
死魚で水面に浮いていたが、死亡原因は不明である。

2006年春は、諏訪湖産ワカサギ受精卵4000万粒が亀山湖に放流され、ふ化初日は04月05日であった。
しかし04月12日に発生した集中豪雨により、遊泳能力未発達のふ化仔魚は亀山湖から流失し、 集中豪雨以降にふ化した仔魚が生残したと推定される。
群馬県水産試験場の90%ふ化日グラフを用いれば、諏訪湖産ワカサギ仔魚の生残は最大400万尾以下と推定される。

他方、網走湖産ワカサギ受精卵3000万粒の、ふ化初日は04月23日であった。
ワカサギ受精卵ふ化装置から、ふ化・放流できたのは20〜30%という説があり、辛く20%と見積ると、 網走湖産ワカサギ仔魚の生残は最大600万尾以下と推定される。
上記の400万尾と600万尾を合わせ、亀山湖における2006年産ワカサギの初期生残資源量は、 最大1000万尾以下と推定される。

掲載写真のワカサギが、諏訪湖由来か網走湖由来であるかは不明である。
ワカサギ特有の香り・眼の色・鱗と魚体の状態から、死亡日は2006年08月26日と推定。

※1尾のワカサギが教えてくれたこと※
★08月26日に、全長75mmに成長していた

★ワカサギ受精卵を出荷くださる諏訪湖関係者並びに網走湖関係者に、感謝と共に本稿を捧げます
発表:2006年08月27日 よしさん
「ザ・レイクチャンプ」シークレット・ポイント0005 亀山湖

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