|
fig.01 ケンミジンコ(メス)
Cyclopoida
|
fig.02 オナガミジンコ(メス)
Diaphanosoma
|
fig.03 ゾウミジンコ(メス)
Bosmina longirostris
|
fig.04 トゲナガワムシ
Kellicottia Longispina
|
fig.05 ノロ(メス頭部)
Leptodora kindtii
|
fig.06 ヒゲマワリ属
Pleodorina(原生動物)
|
fig.07 オオヒゲマワリ属
Volvox(原生動物)
|
【よしさんコメント】
fig.01〜fig.05までが動物プランクトン、fig.06〜fig.07は原生動物です。
亀山湖・角柳における今回の調査では、淡水動物プランクトン中、最大とされるノロ(Leptodora kindtii)を
3個体、初採取・確認しています
(別項「再び、亀山湖のノロ(貴重種動物プランクトン)その6」参照)。
fig.05に掲載したノロは全長約4mmのメスの頭部です。
☆
他の動物プランクトン中で最多(優占種)は、ノロと同じ肉食性のオナガミジンコでした。
2番目に多かったのは、やはり肉食性のケンミジンコでした。
ゾウミジンコ・ノロは少なく、トゲナガワムシは1個体のみの初確認です。
☆
北方起源で北海道然別湖・阿寒湖、長野県野尻湖・木崎湖等、中部以北の湖の水深10〜20m付近から
採取報告されているトゲナガワムシが、千葉県の人造湖から発見されたことは、有意と思われます。
|