再び、亀山湖のノロ（貴重種動物プランクトン）その４
Zooplankton Leptodora kindtii of kameyama lake in JAPAN.
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fig.01 亀山湖のノロ・その４（メス）
Leptodora kindtii
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【よしさんコメント】
このノロ（その４）は、亀山湖のプランクトン調査で、自作プランクトンネットに入ったものです。
２００６年０５月２７日の亀山水産センター沖では、個体数の多さから、ノロは明らかに深部の優先種でした。
２００６年０８月２６日の調査では、０５月２７日に比し、ノロ個体数は多くなく、
優先種はノロと同じ肉食性動物プランクトンのオナガミジンコでした。
このノロ（その４）は、頭部（画面の左）から尾部（画面の右）までの体長が、７ｍｍのメスです。
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ワカサギは仔魚〜稚魚〜成魚段階を通じて、動物プランクトン食性です。
２００６年０８月２６日に７５ｍｍに成長している亀山湖のワカサギは、就餌効率面から大型動物プランクトンのノロを優先的に捕食
しているものと推定されます。
ノロ個体数がさらに減少すれば、亀山湖のワカサギの次の餌料は、ノロより小さいものの、やはり大型動物プランクトンの
オナガミジンコでしょう。
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掲載写真は、パソコンの１９インチモニターに収まるよう、２８枚の顕微鏡写真を合成し、大幅に縮小してあります。
もっと大きな写真で各部詳細も見たい方は、こちらに用意しました。click here to enlarge.
ディスプレーを上下左右にスクロールして、お楽しみください。
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採取：２００６年０８月２６日（土）１１：００ 亀山湖（千葉県君津市）亀山水産センター沖 天候◎ ０．２ｍ減水 水色ややマッディー アナベナによるアオコ現象あり
発表：２００６年０８月２９日 よしさん
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