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雄蛇ケ池(余水吐前)
水面の緑黄色は緑藻類、水中の深緑色はオオカナダモの群落
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fig.01 ケンミジンコ(メス)
Cyclopoida
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fig.02 オナガミジンコ(メス)
Diaphanosoma
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fig.03 不詳
un-known
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fig.04 ファークス属
Genus Phacus (肉質鞭毛虫)
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fig.05 オオヒゲマワリ属
Volvox(原生動物)
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fig.06 不詳
un-known
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fig.07 ミクロキィスティス
Microcystis Aeruginosa (藍藻)
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fig.08 ツヅミモ科
Desmidiaceae(緑藻)
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fig.09 ミカヅキモ属
Clostetium(緑藻)
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【よしさんコメント】
雄蛇ケ池(千葉県東金市)は、1614(慶長19)年に完成した、大規模な灌漑用溜池です。
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fig.01〜fig.04までが動物プランクトン、fig.05は原生動物、fig.06は不詳、fig.07〜fig.09は植物プランクトンです。
雄蛇ケ池・余水吐前における今回の調査中、動物プランクトンで最多(優占種)は、肉食性のケンミジンコでした。
繁茂する水藻に邪魔され、プランクトンネットが希望通り沈下しなかったことも、観察できた動物プランクトンが
少ない原因かと思われます。
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雄蛇ケ池における、プランクトンの採取・観察・発表報告は、継続的になされると理想的です。
どなたかチャレンジしませんか。
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水の華(アオコ現象)を引き起こしている植物プランクトン、藍藻のミクロキィスティス
については別項「アオコとは(雄蛇ケ池における2006年の事例)」をご覧下さい。
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