fig.01 ケンミジンコ属
Cyclopoida
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fig.02 オナガミジンコ
Diaphanosoma
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fig.03 スナカラムシ属
Tintinnopsis(原生動物)
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fig.04 ミドリムシ
ユーグレナ属 Euglena
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fig.05 ツボワムシ属
Brachionus calyciflorus
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fig.06 ツボワムシ属
Brachionus calyciflorus
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fig.07 コバンケイソウ属
Surirella(珪藻)
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fig.08 クンショウモ属
Pediastrum(緑藻)
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fig.09 アクティナストルム属
Actinastrum(緑藻)
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【よしさんコメント】
今回の調査における、牛久沼(西谷田川河口)の動物プランクトンの優占種はツボワムシ属でした。
fig.05 〜fig.06 写真に示す通り、側方後棘を有するものと持たないものの2変種が観察されました。
特に、側方後棘を持たないツボワムシは、よしさんは牛久沼において初めて採取しました。
ツボワムシが卵を持ち繁殖している様から、西谷田川河口域のphはアルカリリッチと推定されます。
☆
調査前日の天候は、日本列島を南北に伸びた寒冷前線が牛久沼上空も西から東へ移動し、強風が吹き、
水面は波立ち、水は撹拌されました。
北海道東部でこの寒冷前線付近に竜巻も発生し、大きな被害が報告されています。
調査日の天候は穏やかでしたが、荒天翌日という特異日の可能性をノートしておきます。
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