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fig.01 ゾウミジンコ
Bosmina longirostris
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fig.02 ケンミジンコ(メス)
Cyclopoida
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fig.03 ハリナガミジンコ(尖頭)
Daphnia longispina
hyalinagaleata
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fig.04 ハリナガミジンコ(丸頭)
Daphnia longispina
hyalinagaleata
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fig.05 ミジンコ
Daphnia pulex
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fig.06 不詳
unknown
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fig.07 オナガミジンコ
Diaphanosoma brachyurum
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fig.08 テマリワムシ
Conochilus hippocrepis
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fig.09 フクロワムシ
Asplanchna priodonta
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fig.10 ツボワムシ(肢+趾2本)
Brachionus calyciflorus
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fig.11 ノロ(メス・頭部)
Leptodora kindtii
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【亀山湖(角柳)の動物プランクトン】
今回の調査の、圧倒的優占種は(神社下と角柳の双方で)原生動物のボルボックス属でした。
この報告に掲載した、その他の動物プランクトンは、量的に僅かなものです。
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ノロ(fig.11写真)は、前月まで未観察でしたが、05月の亀山湖で今季初確認しました(神社下と角柳の双方で)。
しかし、ノロはどれもメスでした。
fig.06 不詳は、ミジンコの仲間ですが同定できなかったため、不詳としています。
今回の初見は、ツボワムシ属(fig.10写真)で、下部の側突起2本の中央に、肢と趾2本を有するタイプです。
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本来の生態系が破壊され、生物多様性など四散している人造湖(亀山湖)において、単調と予測される動物プランクトンも、
定期調査を継続すれば、意外な観察が得られ、興味深いものです。
机上論ではなく、現地で汗を流し(無償の仕事)、結果を発表し続けたいと思います。
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