【よしさんコメント】
★ヌマエビ科ヌマエビ属
茨城県牛久沼で、２００７年０６月０２日（土）に漁獲された、ヌマエビです（fig.01写真参照）。
☆
写真の個体は、体長２７ｍｍ（上）と２５ｍｍ（下）の成体で、やや赤味があります。
降海せずに、牛久沼で一生を過ごす「大卵型」と思われます。
「沼蝦」は水深の浅い岸辺の水草の陰等にひそみ、付着藻類を主食とする南方系のエビで、
産卵期は０７～０８月。
ヌマエビは、雑食性・肉食性魚類の良い餌になり、
もちろん食べても、スジエビより美味で、溶存酸素不足に強いという特徴があります。
【参考文献】
『湖国びわ湖の魚たち』滋賀県立琵琶湖文化会館（１９８６年０３月２０日改訂版、第一法規出版社、￥１５００）
※ヌマエビが教えてくれたこと※
★ヌマエビの卵から生まれる幼生もまた、牛久沼の稚魚の餌となること
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