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千葉県亀山湖(神社下)で、2007年07月28日(土)に成長確認のため、よしさんが試験採取したワカサギ10尾の全長は、
最小65mm〜最大75mmであった(fig.01写真参照)。
【考察】
2007年春の諏訪湖産ワカサギ受精卵は、出荷元の出荷不能につき、亀山湖へ未放流である。
一方、「神奈川県芦ノ湖からのワカサギ受精卵は、2007年04月04日受入・04月18日終了、また、
網走湖からのワカサギ受精卵は、2007年04月18日受入・05月05日終了(ボートハウス松下HP)」と発表されている。
掲載写真のワカサギが、芦ノ湖由来か網走湖由来であるかは不明である。
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ワカサギふ化後の資源管理手法は、定期的に継続される餌料プランクトン調査・魚群探知機による調査・試験採取等がマイルストーンとして
重要である。
それらの調査から得られる結果は、一般論(他所の水域)資料とは明確に相違する、当該水域の貴重な一次資料といえる。
当該水域の一次資料を後日検証可能な方法で記録し、公表し、累積を続け、中長期比較・解析することにより、ワカサギ増殖事業の安定化
を図りたいものだ。
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同日実施した、餌料プランクトン調査において採取したサンプルの検鏡は、これからである。
※10尾のワカサギが教えてくれたこと※
★07月28日に、全長65〜75mmに成長していた