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fig.01 亀山湖のエピスティリス属 Epistylis
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fig.02 亀山湖のエピスティリス属 Epistylis
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fig.03 亀山湖のエピスティリス属 Epistylis
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【亀山湖(神社下)のエピスティリス属】
繊毛虫門のエピスティリス属 Epistylis は、プランクトン(浮遊生物)というより、付着生物
という表現が適当でしょう。
写真(fig.01-03)は、千葉県亀山湖(神社下)において、エピスティリス属の1種が、ケンミジンコに付着した
事例です。
付着箇所は、ケンミジンコ(メス)の尾部・卵の周辺が多く、なかには頭部へ付着した事例も観察しています。
時には付着せず、群体(枝ごと)で浮遊する場合もあります。
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エピスティリス属 Epistylis は、水中の微生物・菌類等を餌料とする、栄養塩の分解者で、
その性質から、下水処理場においてBOD負荷を軽減する場面に利用されています。
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