|
雄蛇ケ池養安寺堰堤のウメ
紅梅も プランクトンと ともに入り
|
fig.01 ケンミジンコ属(メス)
Cyclopoida
|
fig.02 ハリナガミジンコ(丸頭)
Daphnia longispina
hyalinagaleata
|
fig.03 カイミジンコ属
Ostracoda
|
fig.04 ミツウデワムシ
Filinia terminalis
|
fig.05 サヤツナギ
Dinobryon(原生動物)
|
【よしさんコメント】
雄蛇ケ池(千葉県東金市)は、1614(慶長19)年に完成した、大規模な灌漑用溜池です。
☆
雄蛇ケ池・養安寺堰堤前における今回の調査で、優占種はありませんでした。
ハリナガミジンコ(fig.02)・ミツウデワムシ(fig.04)・サヤツナギ属(fig.05)は、ごく普通のプランクトン
ですが、雄蛇ケ池では初観察です。
ミツウデワムシとサヤツナギ属は、やや汚れた水域を好むプランクトンとされ、同時に2種が観察されたことは、
水質的に気がかりなことです。
☆
地上は、うららかな気候になり、養安寺堰堤の紅梅も満開状態です。
しかし、水中では多くのプランクトンがデトリタスにもぐり込み、デトリタスを餌としつつ、
春眠の最中のようです。
|