fig.01 ケンミジンコ属
Cyclopoida sp.
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fig.02 ヒゲナガケンミジンコ
Diaptomidae
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fig.03 ゾウミジンコ
Bosmina longirostris
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fig.04 ダフニア
Daphnia pulex
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fig.05 フクロワムシ
Asplanchna priodonta
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fig.06 テマリワムシ
Conochilus hippocrepis
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fig.07 カメノコウワムシ (変異型)
Keratella cochlearis var.tecta
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fig.08 不詳
unknown
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fig.09 ミドリムシ
Euglena sp.
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fig.10 水中の様子 藻類ほか
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【よしさんコメント】
茨城県牛久沼のレンタルボートたまや沖(st.ut)で、2008年05月16日に観察された、動物プランクトン等です。
牛久沼の春は魚類のふ化ラッシュで、ワカサギ・モツゴ(クチボソ)・フナ・コイ等、まだ口径の小さな後期仔魚に好適な、
小型のプランクトンが多く出現しています。
今回の優占種はテマリワムシ(fig.06)で、個体の大きさは約100μm程度です。
カメノコウワムシ(fig.07)も良い初期餌料ですし、ユーグレナ属(fig.09)も存在し、あたかも、離乳食と栄養剤という様相です。
やや成長の進んだ稚魚段階の魚類には、中型プランクトン5種が確認され、
早生まれの稚魚にも、遅く生まれた仔魚にも、適当な餌料環境です。
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