【山形県水窪ダム貯水池のホロミジンコ】
ホロミジンコ(fig.01写真)の背中は、幌馬車の「幌」のように特異な形状をしており、
小さな頭部と小さい複眼、細い体等の外観だけでも、同定は容易です。
「北方系種で山形県大鳥池にも分布が報告されており、
氷河期に進出したものが、その後、高山帯の湖沼等に取り残されたと考えられています。」(※01)
よしさんは、2008年07月09日に蛭沢湖(山形県高畠町)でもホロミジンコを観察しています(※03)が、
「比較的に少ない種」(※01)とされます。
【参考文献】
(※01)『日本淡水動物プランクトン検索図説』水野寿彦・高橋永治
(2000年03月31日、第1版第1刷、551pp、東海大学出版会、¥18900)
(※02)よしさん(2008):「山形県水窪ダム貯水池の動物プランクトン」.亀山湖牛久沼ワカサギ情報.http://wakasagi.jpn.org/
(※03)よしさん(2008):「山形県蛭沢湖の動物プランクトン」.亀山湖牛久沼ワカサギ情報.http://wakasagi.jpn.org/
(※04)よしさん(2008):「水窪ダム貯水池(みずくぼダム)Mizukubo reservoir.」
ザ・レイクチャンプ,シークレット・ポイント,http://lake-champ.com/
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