【考察】 多く観察されたプランクトンの第1位〜第2位が、(ミジンコ類でもワムシ類でもなく) 鞭毛虫と有殻アメーバという想定外の結果の異常さは、驚くに足ります。 先月に続き今月も、ヒゲナガケンミジンコ属(fig.02写真)が、神社下と角柳の2地点で同時観察される珍しい事態が継続しており、 ヒゲナガケンミジンコ属は、坂畑橋下方面より次第に下流へ分布範囲を拡大している模様です。
神社下の沖合い水深10m箇所の表層(水深1〜2m)で、ヘラブナの大群の移動を観察しました。 ワカサギは、2008年春に1億粒放流とされ(※01)、前年同期より多いはずの群れが(目視と魚群探知機で)確認できず、 試し釣りでも未確認であったことから、ふ化時期遅れによる初期餌料不足(※02〜04)に起因する 大幅な初期減耗も懸念されます。
【参考文献】 ※01 ボートハウス松下HP(2008):http://homepage3.nifty.com/boathouse-matsushita/newpage1.html ※02 よしさん(2008):「亀山湖(神社下)の動物プランクトン」(2008年04月)http://wakasagi.jpn.org/ ※03 よしさん(2008):「亀山湖(神社下)の動物プランクトン」(2008年05月)http://wakasagi.jpn.org/ ※04 よしさん(2008):「亀山湖(神社下)の動物プランクトン」(2008年06月)http://wakasagi.jpn.org/