【考察】 オオアタマミジンコの量は、圧倒的で、異常繁殖に近い感覚です。 稚魚・未成魚・成魚の各成長段階の動物プランクトン食性魚には、十分というより、過分な餌料環境と考えられます。 ワカサギは、水面で酸素欠乏による成体斃死魚未発見と、群れが(目視と魚群探知機で)確認できず、試し釣りでも未確認であったことから、 ふ化時期遅れによる初期餌料不足(※01〜03)に起因する大幅な初期減耗も懸念されます。 従って問題は、「豊富なオオアタマミジンコを餌料とする魚(ワカサギ)が存在するのか」と言い換えることができ、 今後の継続した漁場の資源管理と、結果公表が望まれます。
【参考文献】 ※01 よしさん(2008):「亀山湖(角柳)の動物プランクトン」(2008年04月)http://wakasagi.jpn.org/ ※02 よしさん(2008):「亀山湖(角柳)の動物プランクトン」(2008年05月)http://wakasagi.jpn.org/ ※03 よしさん(2008):「亀山湖(角柳)の動物プランクトン」(2008年06月)http://wakasagi.jpn.org/