【結果】
千葉県亀山湖(角柳)における、2008年08月のプランクトン定期調査で多く観察された種は、ケンミジンコ(fig.02写真)でした。
角柳でも、04月〜07月に続いて比較的大きな動物プランクトンの天下です。
神社下(st.j)と角柳(st.k)を合わせ、2008年08月の出現種は、ミジンコ類5種・ワムシ類0種・その他4種の合計
9種です。
植物プランクトンでは、珪藻のシネドラ属(※01)を多く観察しました。
【考察】
亀山湖のワカサギ(2008年魚)は、07月に続き08月も(目視と魚群探知機で)確認できず、試し釣りでも未確認でした。
ふ化放流後の成長が、いまだに未確認の今季は、「豊富なプランクトンを餌料とする魚(ワカサギ)が充分存在するのか」と言う疑問が、
08月も未解決のままです。
ひとつでも多くのマイルストーンを確認する努力と、漁場の資源管理をリアルタイムに公表する開かれた姿勢が、
求められます。
【参考文献】
※01 よしさん(2008):「亀山湖のシネドラ属」(2008年03月)http://wakasagi.jpn.org/
|