亀山湖・牛久沼は首都圏近郊のワカサギ釣り場をめざします

ワカサギふ化放流ノート
亀山湖(神社下)の動物プランクトン
Microphotographs of the freshwater plankton of lake kameyama.
fig.01 ケンミジンコ属
fig.01 ケンミジンコ属
Cyclopoida sp.
fig.02 ヒゲナガケンミジンコ
fig.02 ヒゲナガケンミジンコ
Diaptomidae sp.
fig.03 ハリナガミジンコ(尖頭)
fig.03 ハリナガミジンコ(尖頭)
Daphnia longispina
hyalinagaleata
fig.04 オオアタマミジンコ
fig.04 オオアタマミジンコ
Diaphanosoma dubia MANUILIOVA
fig.05 ハネウデワムシ
fig.05 ハネウデワムシ
Polyarthra frigla
fig.06 ツノオビムシ
fig.06 ツノオビムシ
Ceratium hirundinella
(肉質鞭毛虫門)
fig.07 ミドリムシの1種
fig.07 ミドリムシの1種
Euglena sp.
fig.08 ディフルギア属
fig.08 ディフルギア属
Difflugia sp.
(有殻アメーバ)
【結果】
千葉県亀山湖(神社下)における、2008年09月のプランクトン定期調査で優占種というほど突出した種は、 ありませんでした。
それぞれの個体数も、多くはありません。

【考察】
06月〜09月と、ヒゲナガケンミジンコ属(fig.02写真)が、神社下と角柳の2地点で同時観察される事態が継続しており、 ヒゲナガケンミジンコ属は、坂畑橋下方面より次第に下流へ分布範囲を拡大・定着したようです。

ワカサギは、2008年春に1億粒放流とされ(※01)、前年同期より多いはずの群れが、08月に続き09月も(目視と魚群探知機で)確認できず、 試し釣りでも未確認でした。
この現状から、今季は、ふ化時期遅れによる初期餌料不足(※02〜06)に起因する 大幅な初期減耗のあった可能性が高いものと推考でき、有効な生残資源量も僅少であることが懸念されます。

【参考文献】
※01 ボートハウス松下HP(2008):http://homepage3.nifty.com/boathouse-matsushita/newpage1.html
※02 よしさん(2008):「亀山湖(神社下)の動物プランクトン」(2008年04月)http://wakasagi.jpn.org/
※03 よしさん(2008):「亀山湖(神社下)の動物プランクトン」(2008年05月)http://wakasagi.jpn.org/
※04 よしさん(2008):「亀山湖(神社下)の動物プランクトン」(2008年06月)http://wakasagi.jpn.org/
※05 よしさん(2008):「亀山湖(神社下)の動物プランクトン」(2008年07月)http://wakasagi.jpn.org/
※06 よしさん(2008):「亀山湖(神社下)の動物プランクトン」(2008年08月)http://wakasagi.jpn.org/

採取:2008年09月27日(土)10:00 亀山湖(千葉県君津市)神社下にて
 天候○ 気温25.2℃ at09:00 水温22.8℃ at10:00 満水 水色ややクリアー(アオコレベル2)
 発表:2008年10月02日(木) よしさん
「ザ・レイクチャンプ」シークレット・ポイント0005 亀山湖

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