【考察】 06月〜09月と、ヒゲナガケンミジンコ属(fig.02写真)が、神社下と角柳の2地点で同時観察される事態が継続しており、 ヒゲナガケンミジンコ属は、坂畑橋下方面より次第に下流へ分布範囲を拡大・定着したようです。
ワカサギは、2008年春に1億粒放流とされ(※01)、前年同期より多いはずの群れが、08月に続き09月も(目視と魚群探知機で)確認できず、 試し釣りでも未確認でした。 この現状から、今季は、ふ化時期遅れによる初期餌料不足(※02〜06)に起因する 大幅な初期減耗のあった可能性が高いものと推考でき、有効な生残資源量も僅少であることが懸念されます。
【参考文献】 ※01 ボートハウス松下HP(2008):http://homepage3.nifty.com/boathouse-matsushita/newpage1.html ※02 よしさん(2008):「亀山湖(神社下)の動物プランクトン」(2008年04月)http://wakasagi.jpn.org/ ※03 よしさん(2008):「亀山湖(神社下)の動物プランクトン」(2008年05月)http://wakasagi.jpn.org/ ※04 よしさん(2008):「亀山湖(神社下)の動物プランクトン」(2008年06月)http://wakasagi.jpn.org/ ※05 よしさん(2008):「亀山湖(神社下)の動物プランクトン」(2008年07月)http://wakasagi.jpn.org/ ※06 よしさん(2008):「亀山湖(神社下)の動物プランクトン」(2008年08月)http://wakasagi.jpn.org/