亀山湖（角柳）の動物プランクトン Microphotographs of the freshwater plankton of lake kameyama.

亀山湖・牛久沼は首都圏近郊のワカサギ釣り場をめざします

ワカサギふ化放流ノート

亀山湖（角柳）の動物プランクトン
Microphotographs of the freshwater plankton of lake kameyama.


fig.01 ゾウミジンコ Bosmina longirostris	fig.02 ケンミジンコ属 Cyclopoida sp.	fig.03 ヒゲナガケンミジンコ Diaptomidae sp.
fig.04 ハリナガミジンコ（尖頭） Daphnia longispina hyalinagaleata	fig.05 オオアタマミジンコ♂ Diaphanosoma dubia MANUILIOVA	fig.06 ノロ♂（部分） Leptodora kindtii (♂)
fig.07 ノロ♀（部分） Leptodora kindtii (female ♀)	fig.08 フクロワムシ Asplanchna priodonta	fig.09 ボルボックス Volvox （肉質鞭毛虫門）
【結果】千葉県亀山湖（角柳）における、２００８年１０月のプランクトン定期調査で多く観察された種は、ヒゲナガケンミジンコ（fig.03）で、少ない種はゾウミジンコ（fig.01）・ボルボックス（fig.09）でした。オスが少ないとされる、オオアタマミジンコ（fig.05）と、ノロ（fig.06）のオス♂もそれぞれ複数を観察しました。神社下（st.j）と角柳（st.k）を合わせ、２００８年１０月の出現種は、ミジンコ類７種・ワムシ類１種・その他２種の合計１０種です。【考察】調査直前の１０月２３日１２：００～２４日０２：００の間、亀山湖に１８２．５ｍｍの降水量が観測され、亀山湖は満水でかなりマッディー、水面に流木・障害物のある状況でした。亀山湖において、ノロ（fig.06）のオス♂は０６月頃と１０月に出現する傾向にあることが、明らかになりました（※０１～０２）。オオアタマミジンコ（fig.05）と、ノロ（fig.06）のオス♂について、別報（※０３～０４）もご参照下さい。ワカサギは、０７月～０９月に続き１０月も（目視と魚群探知機で）確認できず、試し釣りでも未確認でした。前シーズン（２００７～２００８）に続き、２季３年連続不調が危惧される非常事態と推定され残念です。【参考文献】 ※０１　よしさん（２００７）：「ごたび、亀山湖のノロ（貴重種動物プランクトン）その１０・またオス発見」 http://wakasagi.jpn.org/ ※０２　よしさん（２００７）：「よたび、亀山湖のノロ（貴重種動物プランクトン）その９・オス発見」 http://wakasagi.jpn.org/ ※０３　よしさん（２００８）：「亀山湖のオオアタマミジンコ（オス♂）」 http://wakasagi.jpn.org/ ※０４　よしさん（２００８）：「亀山湖のノロ（オス♂）」 http://wakasagi.jpn.org/

採取：２００８年１０月２５日（土）１２：００　亀山湖（千葉県君津市）角柳にて
　天候○◎　気温２１．４℃ at12:00　水温１９．２℃ at12:00　満水　水色かなりマッディー
　発表：２００８年１１月０１日（土）　よしさん

「ザ・レイクチャンプ」シークレット・ポイント０００５　亀山湖

http://wakasagi.jpn.org/

ワカサギふ化放流ノートトップページへ

Copyright by yoshisan.