亀山湖・牛久沼は首都圏近郊のワカサギ釣り場をめざします

ワカサギふ化放流ノート
牛久沼(三日月橋下)の動物プランクトン
Microphotographs of the freshwater plankton of ushiku swamp.
fig.01 ツボワムシ
fig.01 ツボワムシ(変異型)
Brachionus calyciflorus f.amphiceros
fig.02 フクロワムシ
fig.02 フクロワムシ
Asplanchna priodonta
fig.03 ブタペストツボワムシ
fig.03 ブタペストツボワムシ
Brachionus budapestinensis DADAY
fig.04 クサリケイソウ
fig.04 クサリケイソウ(縮)
Bacillaria paradoxa(GMELIN)
fig.05 クサリケイソウ
fig.05 クサリケイソウ(伸)
Bacillaria paradoxa(GMELIN)
fig.06 コバンケイソウ属他
fig.06 コバンケイソウ属他
Surirella sp.
【結果】
2008年11月21日に、茨城県牛久沼の三日月橋下(st.um)で、観察されたプランクトンです。
ツボワムシ(fig.01)は、側突起が両側に張り出す変異型です。
今月のプランクトンは、他のワムシ類を含め、低層のデトリタスの周辺と中に、多く見られました。

【考察】
低水温期のため、上層〜中層に浮遊しているプランクトンは少なく、水深約2mの低層に多く分布 していました。
ワカサギの餌料になるワムシ類(fig.01-fig.03)が、ボトムに多いことは、ワカサギもまたボトムに いることを暗示しているようです。
プランクトンの動向に合わせ、ワカサギ釣りの技法の変法も視野に入ります。

採取:2008年11月21日(金) 11:00 天候○ 気温:15.0℃ at15:00
水位:YP5.68m 水温:10.7℃ at11:00 水色ややマッディー
発表:2008年12月05日(金) 牛久沼漁業協同組合顧問よしさん
転載許可:牛久沼漁業協同組合ホームページに本稿転載を許可します。よしさん。

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