牛久沼(西谷田川河口)の動物プランクトン
Microphotographs of the freshwater plankton of ushiku swamp.
fig.01 ツボワムシ(基本型)
Brachionus calyciflorus f.amphiceros
fig.02 ツボワムシ(変異型)
Brachionus calyciflorus f.amphiceros
fig.03 ハネウデワムシ
Polyarthra frigla
fig.04 ユーグレナ属
Euglena sp.
fig.05 デトリタスとツボワムシ
Detritus.
【結果】
2008年12月08日に、茨城県牛久沼の西谷田川河口(st.un)で、観察されたプランクトンです。
ツボワムシは、側突起のない基本型(fig.01)と、側突起が両側に張り出す変異型(fig.02)の双方を観察しました。
基本型は少なく、変異型が多く見られ、ほとんどが抱卵個体でした。
今月のプランクトンは、中小型のワムシ類が主力です。
【考察】
ツボワムシの中には4ケの卵を持つ個体(fig.02)もあり、ワムシの増殖スピードが速いことと合わせ、 牛久沼に生息するワカサギ等魚類の餌料環境は良好と思われます。
採取:2008年12月08日(月) 10:00 天候○◎ 気温:11.0℃ at15:00
水位:YP5.83m 水温:6.9℃ at10:00 水色ややマッディー
発表:2008年12月12日(金) 牛久沼漁業協同組合顧問よしさん
転載許可:牛久沼漁業協同組合ホームページに本稿転載を許可します。よしさん。
http://wakasagi.jpn.org/
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