亀山湖・牛久沼は首都圏近郊のワカサギ釣り場をめざします

ワカサギふ化放流ノート
牛久沼(レンタルボートたまや沖)の動物プランクトン
Microphotographs of the freshwater plankton of ushiku swamp.
fig.01 ツボワムシ
fig.01 ツボワムシ(基本型)
Brachionus calyciflorus f.amphiceros
fig.02 ツボワムシ
fig.02 ツボワムシ(変異型)
Brachionus calyciflorus f.amphiceros
fig.03 ハネウデワムシ
fig.03 ハネウデワムシ
Polyarthra frigla
fig.04 デトリタスとツボワムシ
fig.04 デトリタスとツボワムシ
Detritus.
【結果】
茨城県牛久沼のレンタルボートたまや沖(st.ut)で、2008年12月08日に観察された、動物プランクトンです。
今月多く見られた種は、ツボワムシ(fig.01-fig.02)でした。
西谷田川河口(st.un)のプランクトン(別項参照)を合わせ、12月は、 ミジンコ類なし・ワムシ類3種・その他1種の合計4種の出現を観察しました。

【考察】
最近の牛久沼のワカサギ釣りの主要釣果は、
2008年12月06日 稲荷川岸釣り  10〜150尾
2008年12月06日 稲荷川ボート釣り10〜150尾
2008年12月06日 西谷田川岸釣り 20〜320尾
2008年12月07日 稲荷川ボート釣り   140尾
2008年12月11日 稲荷川岸釣り  10〜300尾
2008年12月11日 稲荷川ボート釣り   160尾
2008年12月11日 西谷田川岸釣り  10〜80尾、等と推移しています。

新春〜早春にかけ、牛久沼で産卵するワカサギ親魚や、ふ化するワカサギ仔魚の初期餌料として、 ツボワムシ(fig.01-fig.02)は最重要種と考えられます。
牛久沼における冬季のツボワムシの存在と増殖は、良好なワカサギの餌料環境を示しています。

採取:2008年12月08日(月)14:00 天候○◎ 気温:11.0℃ at15:00
水位:YP5.84m 水温:7.4℃ at14:00 水色ややマッディー
発表:2008年12月13日(土) 牛久沼漁業協同組合顧問よしさん
転載許可:牛久沼漁業協同組合ホームページに本稿転載を許可します。よしさん。

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