【考察】 ワカサギ受精卵付着シュロ枠浸漬場所及び、ふ化設備の仔魚放流口は、初期餌料調査場所近傍であること。 並びに、優占する餌料プランクトン(ツボワムシ)の大きさが、ワカサギふ化仔魚の初期餌料に好適であることの2点から、 今季人工ふ化ワカサギ仔魚(2010年魚)は、初期餌料に遭遇できる可能性が高く、 ふ化後の第1ハードルを越え、生残率が高いと考えられる。
【謝辞】 2010年03月18日受入の、第3陣2000万粒については、2010年03月25日午後、芦ノ湖方式ふ化塔内に、 ふ出仔魚を目視確認しました。 芦之湖漁業協同組合事務局長故橘川宗彦師のご霊前に、謹んでご報告させて頂きます。